政所 平番茶
¥1,100
なら 手数料無料で 月々¥360から
滋賀県特産の「政所(まんどころ)茶」。
滋賀県の山奥から届く、昔ながらの栽培方法で育てられた、完全無農薬の番茶です。
番茶といっても焙じていないので、水色はグリーン。
水出しでも熱湯でも、渋くなりにくく飲みやすい味わいで、幅広い方にお楽しみいただけます。
政所茶は、鈴鹿山脈の深い山奥、滋賀県東近江市奥永源寺と呼ばれる地域で栽培されています。室町時代から茶栽培が続いており、また全域で在来種が残っている稀有な土地です。
平番茶は、土地の人々の生活のお茶(普段飲みのお茶)として作られてきたもの。茶葉が硬い時期にあえて葉を刈り、蒸して乾燥させます。見た目はまるで落ち葉のよう。自然の造形そのままの美しさを残します。
*生産者・政所滋茶園 について
滋賀県出身の佐藤滋高さん。本業は医師。
政所の生産者の多くは高齢者で、政所茶が今や絶滅の危機であることを知り、「何とか再興できないか」と考えていたところ、「後継者不在となった茶園を引き継がないか」という話が舞い込み、自らが生産者となり、政所茶の将来を引き継ぐことを決意。
*平番茶の楽しみ方
【水出し(推奨)】
水1Lに対して茶葉7g~10g、冷蔵庫に3~4時間で完成。軟水で淹れてください。
【急須】
3g程度の茶葉に沸騰したお湯を注ぎ、3~4分蒸らして出来上がり。
【その他】
ミントや山椒、梅干しなどのフレーバーと一緒に淹れても美味しいです。
*店主より一言
日本茶の原風景と呼ばれる政所茶。雪深いがゆえに、挿し木栽培が向かず、実生の茶木がぽこぽこと可愛らしい景色です。全国的には2%以下といわれる在来種茶木。この地域では実に7割が在来種といわれています。「受け継ぐのではなく、預かっている」そんなメンタリティこそがこの地域のあり方。琵琶湖の源流域であるからこそ下流を想う人々の生き方が現れた、心に沁みる香りのお茶です。